「赤ちゃんがおっぱいを吸おうとしているのに、うまく咥えれません。」
「赤ちゃんが泣いて嫌がっておっぱいを吸ってくれません。」
母乳相談ではこのようなご相談が多いです。
赤ちゃんが好きなおっぱいとは、
- 柔らかいおっぱい
- 温かくてほんのり甘い味がする
この2つが重要ポイントです。
おっぱいが張って硬くなると、乳頭から乳輪にかけても伸びが悪くなります。
赤ちゃんは舌の上に乗った乳頭から乳輪を、舌でしごくようにして母乳を飲みとるので、
ここの部分が固く伸びが悪いと、滑ってしまいおっぱいが飲めなくなります。
飲めているように見えたとしても、先っぽの浅いところで吸っているため、実は母乳が飲み取れていないということが起こりやすくなります。
硬いおっぱいになってしまったら、
- 肩回しをする(肩甲骨をしっかりと動かして!)
- おっぱいを上下・左右にゆっくり動かす
- 乳頭〜乳輪をマッサージで柔らかくする
などをして、柔らかくすることが大事です。
また、私たちが食事に対して「おいしい」「まずい」と感じるように、
赤ちゃんだって、おいしいおっぱいとそうでないおっぱいがあります。
おいしいおっぱいを作るためには、
- 和食中心の食事にして、よく噛んで食べる
- 授乳時間を空けすぎない(溜まったおっぱいは冷たく、味が落ちます)
といったことに気をつけるとよいです。
おっぱいの調子を崩さないために、
そして、赤ちゃんにおいしいおっぱいを飲んでもらえるように、
できそうなことから試してみてください。
やってみたけど改善しない、やってみたけどやり方が合っているかわからない、という方は、ぜひご相談ください。